シューズクロークのメリット・デメリットを解説

    シューズクロークのメリット・デメリットを解説

    近年注文住宅やリノベーションで、玄関周りの収納量を増やすために、シューズクロークを採用する方が増えています。

    そこで、今回はシューズクロークとは何かシューズクロークのメリット・デメリットについて解説していきます。シューズクロークを作る際の注意点も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    目次

    シューズクロークとは

    シューズクロークとは、玄関付近に設置される収納スペースのことです。

    床が土間になっているので土足のまま出入りができます。下駄箱と異なり、靴だけでなくコートやベビーカー、三輪車、アウトドアグッズなど屋外で使う大きなものも収納できます。新築だけでなくリフォームやマンションで採用されることも多く、とても人気の高い収納空間といえるでしょう。

    シューズクロークのメリット

    シューズクロークのメリットを4つご紹介します。

    収納量が増える

    従来のシューズボックスは、靴しか収納できませんでした。

    しかし、シューズクロークを設置すれば、ベビーカーや三輪車などの大きな物も収納できる十分なスペースを確保できます。家族が多い方や、アウトドアが趣味で荷物が多い方には特におすすめです。

    外で使うものをまとめて収納できる

    床が土間になっているので、外で使うものをまとめて収納できる点もメリットです。子供の外遊びグッズやスポーツ道具、アウトドア用品などを家の中に持ち込むと、砂やホコリも一緒に持ち込んでしまいます。シューズクロークにしまうようにすれば、家の中が汚れる心配もありません。

    防災グッズを置ける

    最近では防災グッズを家庭で常備する方も多いです。シューズクロークに常備しておけば、いざ避難所へ行く時も、さっと取り出してすぐに出発できます。水や非常食、懐中電灯などを手の届きやすい場所に設置しておきましょう。

    玄関がスッキリして見える

    シューズクロークに荷物を収納する習慣をつけると、玄関をスッキリ片付けられます。生活に必要な物をまとめて収納できるため、玄関に生活感を出さずに済みます。来客があったときも、きれいでスッキリした玄関でお迎えできます。

    シューズクロークのデメリット

    続いて、シューズクロークのデメリットについて見ていきましょう。

    臭いがこもりやすい

    シューズクロークに外で使うものをすべて収納していると、シューズクローク内に臭いがこもりやすくなります。また、窓や換気システムがないと湿気も溜まりやすくなるので、放置しているとカビが発生することもあるでしょう。定期的に空気の入れ替えを行うなどのメンテナンスが必要です。

    玄関に広いスペースが必要

    シューズクロークを玄関に設置するためには、玄関に広いスペースが必要です。最低でも1畳程度の広さが必要になりますが、1.5畳以上確保できればベビーカーなどの大きな物も収納できます。狭小住宅や玄関周りにスペースを費やせない場合、シューズクロークの設置は難しいでしょう。リノベーションの場合、今の家の間取りを確かめ、リフォーム会社と計画を立てる必要があります。

    掃除の必要がある

    シューズクロークは土足のまま出入りできるスペースなので、外から持ち込んだ汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。ベビーカーや三輪車、アウトドア用品にこびりついた砂やホコリも一緒に持ち込んでしまうと、さらに汚れやすくなるでしょう。見た目を綺麗に保つためにも、こまめに掃除をしなければなりません

    シューズクロークを作る際の注意点

    シューズクロークを作る際にはいくつか注意すべきポイントがあります。注意点をみていきましょう。

    可動棚を活用する

    シューズクロークには靴やベビーカーなどさまざまなものを収納するので、固定棚だと思うように収納できない可能性があります。色々なアイテムを効率よく収納できるように可動棚を活用しましょう。

    湿気対策をする

    シューズクロークは湿気がこもりやすいため、湿気対策が重要です。換気用の小窓や換気扇を設置し、こまめに風を通すようにしましょう。窓や換気扇の設置が難しい場合は、サーキュレーターを使って定期的にシューズクローク内の風通しを良くするのもおすすめです。

    収納するものや収納量を考慮する

    収納するものや収納量を考慮することも大切です。どんな用途で使い、どんなものを収納するかを考えないで設置すると、むしろ使いづらくなる可能性があります。シューズクロークを計画する際は、まず「何を収納したいのか」をしっかりと考えてリストアップし、それに最適な広さを計画しましょう。

    扉をつけるかどうかを決める

    シューズクロークは、扉をつけるかどうかを決めることもできます。扉をつけなければ、開け閉めが不要なのでスムーズに出入りができます。ただ、シューズクローク内が丸見えになってしまうため、来客時に見られてしまう可能性があります。また、臭いがリビングまで流れ込んでしまうこともあるでしょう。

    扉をつければ目隠しになります。動線の邪魔をせず開閉がしやすい引き戸がおすすめです。他にも目隠しとしておすすめなのがロールスクリーンです。お客様が来る時だけスクリーンを下げればさっと隠すことができます。また、扉よりも安価で設置できるので、扉分を節約したい方にもおすすめです。

    まとめ

    今回は、シューズクロークのメリットやデメリット、作る際の注意点についてご紹介しました。シューズクロークを設置すれば、散らかりやすい玄関もスッキリと見せることができます。

    リフォームでシューズクロークの設置をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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