よくあるリフォームトラブル!気を付けるべきこと5選

    よくあるリフォームトラブル!気を付けるべきこと5選

    新しい暮らしへの期待を胸に始めるリフォームですが、「費用が高額になった」「仕上がりがイメージと違う」「工事がなかなか終わらない」といったトラブルは後を絶ちません。

    残念ながら、リフォーム業界では顧客と業者の間でトラブルが発生する確率は決して低くありません。

    しかし、これらのトラブルの多くは、契約前の準備工事中のコミュニケーションによって未然に防ぐことができます。

    本記事では、リフォームで実際に起きやすいトラブル事例を時系列で解説し、プロの視点から「トラブルを未然に防ぐために気を付けるべきこと5選」を具体的にお伝えします。

    安全かつ納得のいくリフォームを実現するために、ぜひご活用ください。

    目次

    リフォームでよくあるトラブル事例

    お金に関するトラブル:見積もりと請求額が違う

    最も多いトラブルの一つが、費用に関する食い違いです。

    契約時の見積もりは安かったのに、工事の途中で「追加費用がかかる」と言われたり、最終的な請求額が見積もりを大幅に上回ったりするケースです。

    これは、契約時に見積もり項目が曖昧だったり、工事途中に予期せぬ問題(例:壁の内部の腐食など)が見つかったりすることで発生します。

    工事に関するトラブル:仕上がりがイメージと違う・工事がずさん

    工事の仕上がりが事前に業者とすり合わせたイメージと異なる場合や、施工に欠陥(瑕疵)が見つかるトラブルです。

    具体的には、希望の色や素材が違った、工期が大幅に遅延した、引き渡し直後に水漏れや建具の不具合などの施工不良が発覚した、などの事例が挙げられます。

    業者とのコミュニケーション・契約トラブル

    担当者との連絡がスムーズにいかず要望が正しく伝わらないケースや、工事内容の変更を口頭で済ませてしまい、後で「言った・言わない」のトラブルになることがあります。

    また、解約時に法外な違約金を請求されたり、工事中に担当者が頻繁に変わったりすると、信頼関係の破綻につながります。

    トラブルを未然に防ぐ!リフォームで気を付けるべきこと5選

    ここでは、上記のトラブルを回避し、安心・安全なリフォームを実現するために、契約前から実行すべき具体的な対策を5つご紹介します。

    ① 契約前に複数の業者を比較し、相見積もりを取る

    一つの業者だけの提案で契約してしまうのは非常に危険です。

    複数の業者(最低でも3社)から相見積もりを取り、価格の適正さや提案内容を比較検討しましょう。

    価格の安さだけを基準にするのではなく、提案内容、担当者の知識量、対応の速さなどから、最も信頼できる業者を選ぶことが、トラブル回避の第一歩です。

    ② 契約書・見積書は「詳細」を確認し、不明点を残さない

    見積書に「一式」といった曖昧な項目が多い場合は、要注意です。

    これらの項目に、使用する材料や工事範囲などの具体的な内容が記載されているか確認しましょう。

    口頭で約束した内容(例:特定メーカーの設備を採用するなど)は、必ず書面や仕様書に明記してもらい、不明な点は契約前に解消しましょう。

    ③ 追加費用の発生条件と責任範囲を明確にする

    リフォームでは、壁や床を剥がした後に予期せぬ建物の劣化が見つかることがあります。

    こうした「隠れた瑕疵」が見つかった場合の費用の算出方法や、それに伴う工期延長については、契約書に明記してもらいましょう。

    また、費用の上振れに備えて、総費用の10%程度を予備費として予算に組み込んでおくことも有効です。

    ④ 工事中の進捗を定期的に確認し、記録を残す

    業者に任せきりにせず、工事の節目(解体後、配管工事後、内装仕上げ前など)には必ず現場を確認しましょう。

    特に壁や天井の裏に隠れる配線や配管、断熱材などの工事状況は、写真や動画で記録を残しておくことが重要です。

    万が一仕上がりのイメージと異なる点があれば、手遅れになる前に担当者に相談し、書面で修正内容を確認しましょう。

    ⑤ 近隣住民への配慮と挨拶を徹底する

    騒音や振動、工事車両の駐車などで、リフォームは近隣住民とのトラブルに発展しやすい工事です。

    着工前に、業者と施主(あなた自身)が一緒に、工事期間・作業時間・休工日などを記載した挨拶文を持って近隣住民へ挨拶しましょう。

    業者が近隣配慮を怠らないか、事前に確認しておくことも大切です。

    引き渡し後も安心!保証とアフターフォローの重要性

    トラブルは工事中に限らず、引き渡し後に潜んでいることもあります。万が一に備えることも、リフォーム成功の重要な要素です。

    瑕疵担保責任と保証内容の確認

    リフォーム工事に欠陥(瑕疵)が見つかった場合、業者にはそれを無料で補修する瑕疵担保責任があります。

    特に水回りや構造に関わる重要な部分は、保証期間がどれくらいか(通常、部位によって1年~5年など)を契約書で明確にしておきましょう。

    保証書を必ず受け取り、大切に保管してください。

    リフォーム瑕疵保険の活用を検討する

    もし業者が工事後に倒産してしまった場合、瑕疵が見つかっても補修してもらえなくなるリスクがあります。

    これを防ぐのがリフォーム瑕疵保険です。この保険に加入していれば、業者が倒産しても保険法人から補修費用が支払われます。

    特に大規模なリフォームを行う場合は、業者がこの保険の加入を提案できるかどうかを確認しましょう。

    まとめ

    リフォームトラブルを防ぐ鍵は、「業者選びの徹底」「契約内容の曖昧さを排除すること」「工事中の積極的な関与」の三点に集約されます。

    本記事でご紹介した「気を付けるべきこと5選」を念頭に置けば、リスクを大幅に減らすことが可能です。

    まずは複数のリフォーム業者に問い合わせを行い、見積書や契約書の詳細を比較して、あなたのリフォーム計画を確かなものにしていきましょう。

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