小さな家をできるだけ大きく見せるリフォームのポイント

    小さな家をできるだけ大きく見せるリフォームのポイント

    敷地や予算の制約から、小さな家を建てたという方も多いでしょう。小さな家は室内も狭くなりやすいです。長年住み続けていると「窮屈だなぁ」と感じてしまう方もいるのではないでしょうか。

    家の広さを変えることはできませんが、少しの工夫で室内空間を広く見せることが可能です。

    今回は、小さな家をできるだけ大きく見せるリフォームのポイントをご紹介します。

    目次

    どうして家が小さく見えるの?

    まずは、なぜ家が小さく見えてしまうのか、その原因を解説します。

    窓側に背の高い家具を置いているから

    部屋の入り口から見て、奥にある窓の前に背の高い家具を置いていませんか?窓側に背の高い家具があると視界が遮られ、部屋が狭く感じられます。

    窓側に置いている家具を入り口付近に移動させるだけでも、室内に入ったときに視界が抜け、部屋を広く感じることができます。

    家具をバラバラに配置しているから

    ダイニングテーブルやソファ、ローテーブルやテレビの位置がバラバラで動線が複雑だと、人は狭苦しさを感じてしまいます。まっすぐな動線を確保できるように家具の配置を変え、通路を明確にするだけでも部屋が広く感じられます。

    物が多いから

    部屋の広さに対して物が多すぎると窮屈に感じてしまいます。生活上必要な家具だけに厳選し、部屋を整理整頓すると部屋が広くなり、手軽に模様替えもできるようになります。

    家具や内装の色が影響しているから

    色には膨張色収縮色があります。膨張色とは空間が広く見える色、収縮色は空間が狭く見える色です。部屋に配置している家具や、床・壁などに使っている色が収縮色ばかりだと、空間が狭く見えて圧迫感を感じやすくなります。この場合、家具や内装の色を変えることで、部屋を広く見せることができます。

    物理的に狭いから

    そもそも物理的に部屋が狭いこともあります。例えば、リビング・ダイニングとキッチンの間に壁があるとそれだけで圧迫感を感じます。この場合、壁を取り払うことで部屋を広く見せることができます。

    できるだけ家を大きく見せるリフォームのポイント

    できるだけ家を大きく見せるリフォームのポイントをご紹介します。

    壁紙や床材の色を変える

    壁紙や床材の色を膨張色や後退色に変えることで部屋を広く見せることができます。

    空間を広く見せたいときは、白や明るいトーンなどの膨張色を使うのがおすすめです。今、暗い色の壁紙や床材を使っている場合は、明るい色に変えると効果が感じられるでしょう。

    また、部屋の奥の壁紙に青や青紫といった後退色を使うことで、奥行きを感じる空間にすることもできます。

    壁付けの収納を作る

    収納家具が増えると、部屋が狭く感じやすくなります。既製品の収納ではなく、壁付けの造作収納を取り入れることで、部屋を広く見せることができます。造作収納なら、収納したい物や設置場所に合わせて作れるため、無駄なスペースが生まれません。

    さらに、造作収納は部屋の色合いに合わせて作れるので、リビング全体の統一感を損なわず、一体感のある空間をつくることができます。

    隣の部屋の壁を撤去して空間を広げる

    物理的に部屋を広くするなら、隣の部屋の壁を撤去しましょう。

    例えば、リビングの隣に和室がある場合は、壁を取り払い、リビングと同じフローリングを張ることで一体感を出すことができます。

    部屋を広くする際に、可動式の間仕切り壁を設置するのもおすすめです。将来部屋を分けたくなった時に間仕切り壁を使って簡単に仕切ることができます。

    キッチン前の壁を取り払う

    リビング・ダイニングとキッチンの間に壁がある場合は、その壁を撤去することで、広々としたLDKにすることができますさらに開放感を出したいときは、キッチン正面に壁がないペニンシュラ型や、壁から離して設置するアイランド型のキッチンがおすすめです。リビング・ダイニングとの間に仕切りがなくなるため、より開放的な空間になります。

    ただし、ペニンシュラ型やアイランド型のキッチンは、手元を隠す壁がないため、常にキッチンをきれいにしておかないと散らかった印象になりやすい点に注意が必要です。また、アイランドキッチンは広いスペースが必要なため、部屋の広さによっては設置が難しい場合もあります。

    できるだけ大きく見せるインテリアコーディネート

    リフォームをしなくても少しのレイアウトの工夫で家を大きく見せる方法があります。最後にできるだけ大きく見せるインテリアコーディネートをご紹介します。

    ロータイプの家具で統一させる

    背の高い家具は部屋に圧迫感を与えてごちゃごちゃした印象になります。部屋を広く見せたいなら、家具はできるだけ背の低いものを選びましょう。ロータイプの家具で統一させることで、視線を遮るものが減り、狭い部屋でも開放的になります。

    シンプルな家具・ガラス製の家具で圧迫感を抑える

    家具はできるだけシンプルなデザインで揃え、ガラス製の家具を取り入れると、部屋の圧迫感を抑えることができます。装飾の多い家具は存在感が強く、空間を狭く感じさせてしまいます。

    一方、透明なガラス製の家具は壁や床が見えるため、視界を遮りにくく、部屋を広く見せる効果が期待できます。

    まとめ

    今回は、小さな家を広く見せるためのリフォームのポイントをご紹介しました。小さな家でも、ちょっとした工夫で空間を広く見せることができます。

    ぜひ、ここで紹介したポイントを参考にして、開放感のある快適な空間づくりに役立ててください。

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