天井から水漏れが!?原因と対策

    天井から水漏れが!?原因と対策

    天井から突然水漏れが発生すると、誰もが驚きます。ポタポタと落ちる水滴や、天井にできた染みは、精神的な負担だけでなく、建物自体にも深刻な影響を与える可能性があります。

    この記事では、天井から水漏れが発生する主な原因発見した際に取るべき対策、そして放置することのリスクまでを詳しく解説します。

    目次

    天井からの水漏れの原因

    天井からの水漏れは、さまざまな要因によって引き起こされます。ここでは、特に多いと考えられる原因をいくつかご紹介します。

    屋根からの雨漏り

    最も一般的な原因の一つが、屋根の劣化による雨漏りです。経年劣化による瓦のズレやひび割れ、防水シートの劣化、雨どいの詰まりなどが原因で、雨水が建物内部に浸入し、天井裏を伝って室内に漏れてくることがあります。台風や強風、大雨の後などに発生しやすいのが特徴です。

    上階からの浸水

    マンションやアパートなどの集合住宅の場合、上階の住戸で発生した水漏れが原因で、下の階の天井に水が漏れてくることがあります。

    原因としては、上階の給排水設備の故障、洗濯機や洗面台・トイレからの溢水、あるいは配管工事の不備などが考えられます。この場合、まずは管理会社や上階の住人に連絡を取り、状況を確認してもらう必要があります。

    天井に設置された配管の破損

    天井裏には、給水管給湯管排水管エアコンのドレンホースなど、さまざまな配管が設置されています。これらの配管が経年劣化や地震などの衝撃によって破損すると、そこから水が漏れ出し、天井に水漏れが発生することがあります。

    特に、築年数が古い建物では、配管の老朽化による水漏れのリスクが高まります。

    天井からの水漏れを放置するリスク

    天井からの水漏れを放置するのは非常に危険です。天井からの水漏れを放置することによって発生する主なリスクを4つご紹介します。

    建物の耐久性に影響する

    水漏れを放置すると、天井材や壁材、構造材などが湿気に晒されることになります。これにより、木材が腐食して強度が低下したり、鉄骨が錆びてしまったりします。建物の耐久性が著しく損なわれる恐れがあるでしょう。

    建物の寿命を縮めるだけでなく、天井が腐食して剥がれ落ちてくる可能性もあります。修繕費用も高額になるため、水漏れを発見したら速やかに業者に修理を依頼しましょう

    シロアリ・カビが発生する

    湿った環境は、シロアリやカビにとって絶好の繁殖場所です。水漏れによって天井裏や壁の中が湿った状態が続くと、シロアリやカビが発生しやすくなります。

    これらが発生すると、建物の構造が傷ついたり、室内の衛生環境が悪化したりする可能性があります。特にカビは、アレルギーの原因になることがあり、ご家族が健康被害を受けて苦しむ恐れもあります。

    漏電のリスクがある

    天井裏には、電気配線が張り巡らされています。水漏れによって配線が濡れると漏電を引き起こす可能性があります。漏電は、感電の危険性だけでなく、火災の原因となることもあり、非常に危険です。特に雨の日に水漏れが発生している場合は、速やかにブレーカーを落とすなどの安全対策を講じましょう。

    家具・内装が腐食する

    天井から滴り落ちる水滴や、広がった水染みが、家具や電化製品などを傷めたり、故障させたりする可能性があります。また、壁紙や床材などの内装材も水漏れによって変色・腐食する恐れもあるでしょう。修繕費用がかさむだけでなく、お気に入りの家具が使えなくなることもあります。

    天井からの水漏れを発見したらすべき対策

    もし天井からの水漏れに気づいたら、慌てずに以下の基本的な対策を行いましょう。

    水を受け止める器やシートを準備する

    まずは、滴り落ちる水を受け止めるためのバケツや洗面器、ビニールシートなどを準備しましょう。 家具や家電製品が濡れないように移動させることも重要です。広範囲に水が漏れている場合は、床にタオルや雑巾を敷き詰めましょう。水分による床材の腐食など、二次的な被害を防ぐことも大切です。

    天井に穴を開けて水を抜き出す

    天井裏に大量の水が溜まっている場合、放置すると天井が水の量に耐えきれず崩落する危険性があります。安全を確保するため、マイナスドライバーなどを使って、水が溜まっている箇所に穴を開けて水を抜いてください。ただし、感電の危険性がないことを確認してから行うようにしましょう。不安な場合は、無理に行わず、速やかに修理業者に相談してください。

    ブレーカーを落とす

    水漏れ箇所が電気配線の近くである可能性や、水が電気配線に触れている可能性がある場合は、感電を防ぐためにもブレーカーを落としましょう。どのブレーカーを落とせば良いかわからない場合は、一旦全てのブレーカーを落として安全を確保することも大切です。

    修理業者に連絡する

    ご自身でできる応急処置を終えたら、速やかに専門の修理業者に連絡しましょう。水漏れの原因を特定し、根本的な修理を行うには、専門的な知識と技術が必要です。

    複数の業者から見積もりを取り、修繕内容や費用の説明をよく確認しましょう。

    天井から水漏れしたらすぐに修理業者に相談しよう

    天井からの水漏れは、放置すればするほど被害が拡大し、修理費用も高額になる傾向があります。また、建物の耐久性や安全性にも深刻な影響を与える可能性があります。そのため、水漏れを発見したら、 自分だけで対処せず、できるだけ早く専門の修理業者に相談することが最も重要です。早期の対応こそが、家と家族を守る最も重要な行動です。

    まとめ

    天井からの水漏れは、屋根の雨漏り、上階からの浸水、配管の破損など、さまざまな原因で起こりえます。放置すると、建物の耐久性の低下、シロアリやカビの発生、漏電のリスク、家具や内装の腐食など、さまざまなリスクを引き起こす可能性があります。

    水漏れを発見したら、まずはご自身でできる応急処置を行い、速やかに修理業者に連絡することが重要です。早期の対応で被害を最小限に抑え、安心できる住まいを守りましょう。

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